「世界の敵」研究所

今、この世界を形作っているものは歪んで見えます。この世界の敵になりたい。でもあまりに無力過ぎて、敵になる資格すら無く絶望してしまう。 どんな道のりを通れば良いかも分からない。今はただ、己の考えを纏めて、世に流す程度の事しかできない。 天に見放され、地を彷徨い、人に埋もれるのみ

行政

絶対全員参画社会システム


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週40時間が標準の労働時間と規定されてるが、失業率が上昇したら自動的にこれを減らす。

この上昇に合わせて、時間当たりの最低賃金も上昇させる。
 

まあ、失業率の残業時間の単金の割り増し率も自動的に上昇する仕掛けも。
 

生産性が上がった分をリストラに寄り、企業と言うか資本家らが吸い上げてしまう事を防ぐシステム。

価格競争で輸入品に負けてしまうという理屈があるが、関税をかけてしまえば良い。

このシステムは、生産性向上分を労働者に還元しようと単一の企業だけで標準時間の短縮を実行しようとすると、その企業だけが株主から配当を増やさない事で攻撃を受けてしまうので、社会システムとしてその調節弁を入れてしまうと言うアイデア。


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生活を保護するのであって金を渡すことじゃない


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生活保護って6万円~8万円やん?これで何とかせいとか言ってるけども、金を渡してそれで良いとは、ちょっと違うだろう、、、

「有料老人ホームの低価格展開を加速している『メッセージ』は、建築工法を工夫したほか、食事を専門の給食業者に外注してコストを2~3割削減。基本的なヘルパーの数で十分な介護ができると上乗せ介護もやめて、敷金3ヶ月、月額15万円前後で入居できるようにした。」

、、、と言うことは、一番安いところでも、生活保護の人は入れないって事なのだけれど、、、


それでも日本は破綻すると言っているのだから、他国の心配とかしてる場合?

8万円/月で70才~90才まで生活させるって話だとするとさ、
(1)住宅費 2万円
(2)医療費 2万円
(3)食費  2万円
(4)雑費  2万円
ってな感じやん?

100人住まわせたとして、200万円/月で、2400万円/年とくる。
築50年持たせるとして、12億年で、修繕費がかかるだろうから、8億円くらい?1室土地込で800万円。

6畳+トイレ1畳とかで、3.5坪(=11.5平方メートル)なんで、地価が自治体で1000位くらいのところで、2万円/平方メートルなんで23万円が土地代というかざっと50万くらいってしたとしても、建物代が750万円。
 

坪単価か200万円以上の建物って事になるんだけど、平屋だから結構余裕で立つじゃんって感じなんだけど、、、、

医療費は別のところからとして、、、

食費か?
3食×30食=90食で、20,000円/月を割ると、222円/食か、、、

ここが苦しいかな?

学校給食を例にざっと見てみたら、保護者負担が1食200~300円、自治体側300~400円で、1食500円~700円らしい。補助無しで200円代を叩き出すのが結構難しいか?この辺、地方の物価の安さに強みを見いだせないか? と思うが。


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薬剤師の敵(投薬・調剤などの薬局業務の自動化)

医師からの投薬オーダーに従って、単に薬をパッキングし、説明書きを
読んで聞かせるだけなら、もはや薬剤師が必要かどうか分からない。
少なくとも、今の人数は必要ないだろう。

(1)調剤の機械化と薬剤師の存在意義

 国内の事例で、トヨタ配下の医療グループでは、お得意のカイゼン方式で自動化

(2)薬局を変えた、デザイン思考とロボティクス
2013年1月に起業。IDEOのインキュベータープログラム終了後には875万ドルを調達し、現在米国内でのサーヴィス提供地域を拡大している。www.pillpack.com

 アメリカでもこういう事が

(3)【開発No.005】全自動調剤監査システム「ドラッガー」(日経のリアル開発会議メニュー)
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20141120/390100/

 日本でもシステム化を図ろうとして日経が主導してる模様。

<思いつきメモ:もしかしたら、既に研究中?>

 タブレット型インターネット端末を用いた見守りサービス

  ↓

 ★インターネットを使った遠隔診断

  ↓

 電子カルテ

  ↓

 オーダリングシステム

  ↓

 自動調剤

  ↓

 配送(宅配)

  ↓

 タブレット型インターネット端末を用いて、

 投薬指導等

と一連のコンビネーションは可能か?

 ★遠隔診断のために以下のデバイスを持ち歩くのはどうだろう?
 

 (1)体温計、血圧計
 (2)聴診器
    聴診器はまだイノベーションが必要そうだが、
    工夫すれば、何かできるのではないか?と
    思ったら以下のデバイスがあった。

    スマート聴診器「Stethee」
      http://getnews.jp/archives/761479

 (3)採血 

    採血も簡易的な訓練でも大丈夫なぐらい微量を
    採血して、即座に測定できる仕掛けは
イノベー
    ションできるのでは?と思ったら以下の
    キットがあった。


    セルフ血液検査キット
    http://demecal-kensakit.kenkousenka.jp/seikatusyukanbyou/tounyoubyou.html




 


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19世紀の天才の天啓は21世紀の僕達を導くのか?

GWの家族サービス、家人を待つ間、時間を潰すアウトレットモールの本屋で、ふと手にとった本。

哲学用語図鑑
田中正人
プレジデント社
2015-02-26

 
 「最大多数個人の最大幸福」 by ベンサム

そう「功利主義」の考え方だ。なんとなくブータンの国民総幸福指数に繋がっているように見えた。

その根本にあるのは善の定義を「快楽や幸福をもたらす行為を善」とし、社会規範をそう導く事にあるだろう。

 ベンサムは18世紀後半~19世紀の人らしい

もうその時代にはこういった議論が始まっていた。確かに当時は産業革命の最終局面に近づいていて、世界は従来の社会規範だけでは、上手くコントロールできなくなっていた。

その後継者というか功利主義を更に深めた?人としてミルという人もいるらしい。

彼は「満足な豚であるより、不満足な人間である方が良い。 同じく、満足な愚者であるより、不満足なソクラテスである方が良い。 そして、その豚もしくは愚者の意見がこれと違えば、それはその者が自分の主張しか出来ないからである。 」とし、「質的功利主義」として捉えられる。

彼も「人間の行為の究極的な目的は幸福な生を享受する事にある」としているが、それもまた「幸福」を物質的なものというよりは、社会貢献などの利他行為の中に見出すべきものとしているようだ。「人間には品位を保ちたいという欲求」がアプリオリにあるような事を言ってたようだ。


既に19世紀にはその時代の天才達は、世界の根本に迫っているのだなぁと。

メモ1
多数が幸せなら少数が不幸せになって良いという マキャベリズム的な話では無いようだ。
(例えば拷問はその目的が多数派に寄与するなら正当化されるか?)
ベンサムは「私的な不可侵の領域を決めた上で」といい無制限に多数を優先というわけでは無いようだ。

メモ2
ミルも個々人の快楽の追求において、他者とのエゴイズムの相克を想定していて、それが他者の権利を侵害しない限り、自由であるとの認識。

メモ3
おそらくGPI(真の進歩指標)で、社会に犯罪などの負の費用を控除する考え方は、このミルのエゴイズムの相克に対応する部分だと解釈できると思う。

メモ4
オーギュスト・コントは気になる。アノミー

感じた事1
ベンサムの主張を見ると、幸福を最大化するための活動と、不幸を最小化する活動は分けて考えられるべきだと感じた。対処方法が異なりそう。幸福を最大化する方法は自由意志とインフラ整備だが、不幸に対処する方法は宗教・相互扶助など社会制度そのものであろうと。
 
感じた事2
ミルは人間の本性=「知性+連帯」という事としているが、検証可能?

人間開発指数

wikipediaに掲載されていた

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%BA%E9%96%93%E9%96%8B%E7%99%BA%E6%8C%87%E6%95%B0
 
人間開発指数 = (余命指数 + 教育指数 + GDP指数)/3

GDPだけでは表現できないものを加味している。

でも投資対象を決めるための指数なのだろうか?

GDP以外の指標を入れ込んで、何を表現しようとしてるのだろうか? 
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